まきますか?まきませんか?

自分は夜型人間なんだな、という認識は中学生くらいの頃からすでにあった。

夜型というのはあくまでそういう傾向の体質であり、自分が朝起きることができないのは、夜に眠って朝に起きてという生活リズムがきちんと身に付いていないからなのだと思っていた。

 

けれども、朝の尋常ならざる眠気の辛さに、普通の人と同じ時間帯に寝起きして、働いて、生活をするということが困難で、とうとうそういう生活を諦めて暮らしていました。

そうすることを望んでいたのではなく、そうせざるを得なかったというのが私の認識です。

今、この瞬間だって、普通の生活をして普通の仕事をして暮らすことを望んでいます。

決して自堕落に、自分の望むままに流れ着いたのが今の昼夜逆転したような生活というわけではありません。

 

しかし、ここ2年ほどは、数ヶ月に一度というスパンで、常に眠く1日のほとんどを眠ったりうとうとしたまま過ごすような期間が発生することにも悩まされるようになりました。

 

連絡も入れずに急に仕事を休む、そしてその後しばらくの間出勤できなくなるということに対して、わりと理解を示してくれる特殊な業種であるとはいえ、さすがに勤務先の人間にも愛想を尽かされるのではないかとの不安と、社会復帰を目指したいという思いとで、私はようやく睡眠外来を受診する決意をしたわけです。